今年の8月は涼しい日も多かったですが、やはり蒸し暑い日も多かったですね。
このところ、いろいろと飛び回っておりましたところ、猫社員の調子が悪いという連絡を受け、急きょ様子をみに戻りました。
普段はとんでもなく元気なゴマ吉
通常は適度に冷房のついた部屋で一緒に仕事をしているのですが、留守の間、冷房にあたることなく部屋にいたことによる、脱水症状のようでした。
猫社員になってから、初めての体調不良だったので焦りました。
そして、こんな時は懇意にしている先生の言葉が頭をループします。
「あのね、猫や犬など動物の寿命は短いんだよ。
だから、人間が1週間と思うスパンが、動物にとっては1日なんだよ。
だから、調子が悪くなったときは即座に対応しなければいけないよ」
放置していて大反省したと同時に、「早くお医者さんに連れて行かなければ！」という気持ちがむくむくとわきました。
かかりつけのお医者さんは、カリカリーナでお世話になっている西荻動物病院です。
が、そんな遠くまで移動している余裕がないので、近所の獣医さんに飛び込みました。（以前異物飲み込み未遂で、チェックしてもらったことがありました）
「軽い脱水症状がありますね。」
という、先生のお見立てに少しだけほっとしました。 ちなみに脱水症状のチェックは、首あたりの皮をつまんで、戻りが悪いとか、歯肉を押して戻りの色をみたりして判断するそうです。
幸いなことに、脱水症状は軽かったので点滴まではいかなかったのですが、点滴にする液体とお薬とビタミン剤を皮下注射してもらいました。
「らくだのコブみたいになるけど、そのうちに吸収されるから大丈夫です」という先生のお話。たしかに背中あたりがいきなりごつくなりました。
帰ってもぐったりした様子で、いつもの元気がない。気を取り直してご飯をあげても、食欲がない！ （人間だって、病院に行ったらぐったりして食欲なくなりますが・・・）
大丈夫なのかな、と、焦っていたのですが、焦っていてもゴマ吉の体が回復するわけではないことを悟ったので、あたたかく見守るだけにしました。
ところ、早朝変な音で目覚めました。 何かと思ったら、普段登れない高い棚の上に登っているゴマがいました。
元気になって、よかったんです本当に。
以前カイ工場長、かなり深刻な脱水症状になっていたことがありました。お水をしっかり飲ませないと、ということですが飲んでくれないと無理やり飲ませることは難しいですよね。
そういうときは、水分が多いウェットフードをあげるようにして、食事から水分をとってもらうのが手っ取り早いそうです。
とはいえ、まだ下痢が続いているゴマ吉。 こちらをなんとかしなくては!!
元犬のブリーダーをしていた友人、ネット検索、本で調べたところ「下痢などの症状は腸が弱っている。そんな時は、エビオスかワカモト（友人はワカモトイチオシでした）」って書いてある／言われたので、その通りやってみました。
とはいえ、すぐに改善しないですね（汗）
翌日、食べるときに「なんだか吐きそう」というしぐさが気になる猫社員、はなも病院に連れていったので、その際ゴマ吉のお薬ももらってきました。
自分自身、普段調子が悪くなっても病院にはいかず、食事を抜いて寝て治すタイプです。が、猫のことになると俄然弱気になってしまいます。
そんな自分の知識のなさを反省して、先日のブログでオススメした良書を読み返しました。
病院についてのあれこれも、著者が見聞したことを書いてあります。「とりあえずお医者さんに連れていけばなんとななる」と思っていると、コワイ目に逢うこともあるんだな、と、もう少し猫について学ぼうと心改めた次第です。
オススメですから、ぜひ読んでみてくださいね。 ある日突然子猫を拾ってしまったときなどにも、ものすごく役立ちます。
下痢のときも、3日~4日以上続く場合は病院に。下痢と嘔吐だけだったらワカモトか、エビオスかビオフェルミンなどの消火剤、酵母剤、乳酸菌製剤、胃薬のどれか1種類を飲ませてみるという手もある、と、ありました。
下痢・嘔吐で病院に連れて行ったら、キャベジンコーワを砕いて処方されたというエピソードもありましたので、面白いですよ。 ネットでささっと検索する情報とはちがい、一人の方が猫についてじっくりと書いているので、情報量が違います！
また、いろいろな本を読んでみようと思っているので、こちらでも紹介していきますね！
8月最後の日、どうぞよい一日をお過ごしください
カリカリーナ担当 加藤でした
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