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猫のあれこれ

吾輩は猫である

「 吾輩は猫である 」は、言わずと知れた文豪夏目漱石の小説です。

KAIしか
吾輩はトナカイ、ではなく「猫」である♪

吾輩は猫である
発売当時の表紙、随分とシュールですね(笑)

昨今の猫ブームからなのでしょうか、「吾輩は猫である」がずいぶんと露出しています。

朝日新聞
にゃんともかわいいポスター(笑)

朝日新聞は、この「吾輩は猫である」を連載しております!

「吾輩は猫である」って、夏目漱石のデビュー作だったのですね。学生時代に読書感想文を書いた記憶があるのですが、ほとんど覚えておりませんでした。

朝日新聞「吾輩は猫である」特集ページ


「僕のNo.1」編、かわいいCMです♡


「今が読みごろ」編

「猫から目線」の吾輩のメッセージが、ココロにささります。

・呑気と見える人々も、心の底を叩いて見ると、 どこか悲しい音がする。

・食いたければ食い、寝たければ寝る、怒るときは一生懸命に怒り、泣く時は絶体絶命に泣く

なんと、このサイトで全文を読むことができます!

ちなみにこの「吾輩」=猫ちゃん、読心術が使えそうですよ・・・。

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吾輩は猫である。 猫の癖にどうして主人の心中をかく精密に記述し得るかと疑うものがあるかも知れんが、このくらいな事は猫にとって何でもない。

吾輩はこれで読心術を心得ている。いつ心得たなんて、そんな余計な事は聞かんでもいい。ともかくも心得ている。人間の膝の上へ乗って眠っているうちに、吾輩は吾輩の柔かな毛衣をそっと人間の腹にこすり付ける。すると一道の電気が起って彼の腹の中のいきさつが手にとるように吾輩の心眼に映ずる。

せんだってなどは主人がやさしく吾輩の頭を撫で廻しながら、突然この猫の皮を剥いでちゃんちゃんにしたらさぞあたたかでよかろうと飛んでもない了見をむらむらと起したのを
即座に気取って覚えずひやっとした事さえある。怖い事だ。

当夜主人の頭のなかに起った以上の思想もそんな訳合で幸にも諸君にご報道する事が出来るように相成ったのは吾輩の大に栄誉とするところである。

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家の猫ちゃんに、気を付けなければ(笑) 膝に抱っこしているすきに、脳内を読み取られているかもしれませんので!

そして、もう終わってしまったのですがNHKでドラマもやっておりましたね。

夏目漱石の妻

漱石の妻


わたしも本を読み返したくなりました。読書の秋は終わってしまいましたが、楽しい冬の夜のおともにしてみます。

みなさまどうぞ、にゃんだふるな週末をお過ごしくださいませ。

カリカリーナ担当加藤でした