前回からちょっと間が空いてしまいましたが、猫にまつわるアートのお話をしたいと思います。熊谷守一、夏目漱石と、日本の人が続いていたので、今回は海外編ということで、海外編の第一弾はルノアールをご紹介したいと思います。
日本でも人気のある印象派のフランスの画家です。 東京では昨年の4月~8月に新国立美術館でルノアール展がありましたね。実際に見ると、絵そのものも大きいものが多くて大迫力でした~。
では、ルノアールの猫をモチーフにした作品をご紹介いたします。
猫と女性(1875 ワシントンナショナルギャラリー所蔵)
まだ小さい猫ちゃんなのでしょうか? 「もっと動きたいよ~」って言っているみたいですよね。女性は「大丈夫よ、落ち着いて!」なんて言っているみたい。
ジュリー・マネ (1887年 オルセー美術館)
この猫ちゃんの表情が、なんともリラックスしていてカワイイですね~。 知り合いの女流画家の娘さんの肖像画ということで、いつもより「気合を入れて」描いたようで、デッサンが多く残されているそうです(笑)
(猫と)眠る少女 (1880年 クラーク美術館)
当時有名な不良娘さんをモデルに描いた、とのことです(笑)
そんなお転婆娘さんかもしれませんが、猫ちゃんがうっとりとリラックスしているのですから、根は優しい人だったのではないかな、と、(勝手に)推測しております。
猫と少年 (1868-69年 オルセー美術館)
ルノアールが唯一描いた男性の裸体はこちらだそうです。裸で猫にじゃれつくと、(引っかかれて)危ないような気がしてしまいますが(笑)とっても妖艶な雰囲気が醸し出していますね~。
それにしても、どの猫ちゃんも少年/少女たちも「たまらにゃ~ん」と、幸せそうな顔をしています。どの時代でも猫抱っこは、癒しを与えてくれるのですね。
また、素敵な絵画たちを探してまいりますので、楽しみにしていてくださいね。
世間では、風邪やインフルエンザが猛威をふるっています。みなさんどうぞ暖かくして、そして水分をこまめにとって、寒い毎日を乗り切ってください。
今週もにゃんだふるな1週間を過ごしてまいりましょう♡
カリカリーナ担当:加藤でした♪