カリカリーナブログ

猫とおしゃべり

みニャ様のお墨付きを目の当たりにして、ちょっと黒いことを考えてみた。墨だけに。

ライター 阿部真麩美

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先日、カリカリーナの製造担当の方から「保護猫カフェNECOT COFFEE HOUSEの猫さんたちに、Caricarina Piccola(カリカリーナ ピッコラ)のモニターをお願いしに行くのですが、ご一緒にいかがですか」というお誘いをいただきました。
もちろん即決で「参加させていただきます」。

6月某日、カリカリーナ ピッコラ4タイプを抱えた担当者さんと待ち合わせ、店内に入って商品説明を始めようとしたところ、広げた「カリカリーナ ピッコラ Piatto(ピアット)縦」の上にたちまちカフェエリア担当猫のメイちゃんが乗ってきてカリカリ。

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隣に「カリカリーナ ピッコラ Piatto(ピアット)横」を広げたら、すかさず移動してカリカリ。

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もしやと思ってその隣に「カリカリーナ ピッコラ Piatto(ピアット)市松」を広げたら、もちろんこちらもカリカリ。

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あっという間に3タイプの試しとぎの完了です。
製造担当者さんは、最初はカフェのオーナーさんに向けて商品説明していたのに、気づいたらメイちゃんに向かって「丸いのもあるんだけど、どう?」と「カリカリーナ ピッコラ PONTE(ポンテ)」をオススメしているじゃありませんか。

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さすが高感度消費猫のメイちゃん、新商品のモニターとして理想的な行動を見せてくれました。

次に、「猫の間」エリアにピッコラを3つ(ひとつはメイちゃんに残しておきました)持ち込んだところ、入れ替わり立ち替わり猫さんたちがカリカリしにきます。

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やはり、「カリカリーナはみニャ様お墨付き」というのは本当だったんだわ!を実感した瞬間です。

「カリカリーナ ピッコラ」はそもそも、「高価な爪とぎ」と思われがちなカリカリーナの品質の良さはそのままに、お手頃な価格帯の商品をお届けしたいとの思いから生まれたブランド。
カリカリーナの製造工程で生まれる強化ダンボールの端材を使うことで、コストカットを実現しています。
「それって本来、捨てていたところでしょ」というなかれ。
例えばベッドカバーを作るとき、一枚の大きい布なら端を始末するだけで作れますが、パッチワークなら小布をバランスよく配置して、丁寧に縫い合わせて仕上げますよね。
それがどれだけ大変な作業なのかを考えれば、ピッコラの手間の膨大さもわかりやすい。
にもかかわらず、価格はわずか2,750円(税込)です。

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こんなにお手頃なのだから、会社に儲けをもたらすには数が売れないと困るじゃないの、と原稿料をいただく身としては、心配にもなります。
そこでふとよぎったのが、先日の母からの電話。
「1回買ったら、また送られてきたのよ〜」っていう、高齢者に多い「定期便だと思わずに、お得な価格に惹かれて注文してしまいました」っていうやつ。
しかも断らないので、ずっと受け取り続けます。
そう、定期便にしてしまえば、利益が少なくても定期的に売れ続けるので経営的に助かるし、受け取る方も「どうせ使うものだし、誰かに差し上げてもいいし」になりやすいはず。
このアイデアを製造担当者さんに提案したところ、「定期便というと、どのくらいの間隔で想定していますか」という当然の質問。
カリカリーナと同じ素材だから長持ちするけれど、定期便を名乗るからには3ヶ月に1度は送りたいですよね、と返すと「ピッコラはヘタったら上下や左右を入れ替えたり裏返したりすれば、また使えるんですよ」と返されました。
つまり、最初にセットした位置で1回、上下や左右を入れ替えて1回、さらに裏返して1回、それも上下左右を入れ替えて1回と、都合4回分使用できるので、猫の頭数や使用状況によっては年単位で使えるそう
さすがに年に1度じゃ定期便にならないか、と野望は潰えました。

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ということで、「カリカリーナ ピッコラ」は自動的に送ってはくれないので、ご自身で定期的にご購入をお願いいたしますニャ。

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阿部 真麩美

アベ マフミ

大好きな「猫検索」で、気がつくと徹夜している猫大好きライター

人生の25年間を6頭の猫と暮らし、今は7頭目との出会いを待ちわびています。

老後の趣味を探すため、お習字、水墨画、茶道を始めたものの、どれも落ちこぼれ中。