ライター 戸塚稀実子
猫を愛する皆さま、こんにちは。
皆さまは猫がしゅんとしている様子や、まるで「ごめんニャ・・・」と言っているかのような行動・仕草を見たことはありますか?
勝手なイメージで申し訳ないのですが、なんとなく猫って悪さをしても飼い主さんに「ごめんね」を伝える印象がなく…どちらかというと、すました顔して「何か問題でも?」と立ち去るタイプかと思っていました。
しかし、いろいろ調べてみると猫もイタズラをしてしまったときや飼い主さんに悪いなぁと思ったときなど、反省しているかのような行動や仕草を見せることがわかったのです!
早速、猫が見せる「ごめんね」のサインを見ていきましょう!
1.イカ耳になっている!
イカ耳とは、耳を横に倒して寝かしているような仕草のことをいいます。イカのヒレの形に似ていることから、このように呼ばれているのです。
イカ耳は、不安を感じていたり、緊張していたりするときに見られることが多いそうで。飼い主さんに叱られてしまった後にイカ耳になった場合は、もしかしたら「飼い主さんが怒っているニャ…どうしよう」と考えているのかもしれませんね。
2.プイッと顔をそむける
イタズラした猫を叱ったとき、猫が顔をそむけることがあるそうですが、これは本人に”まずいことをした”自覚がある証拠だそうで、反省していることがわかる仕草でもあります。
というのも、猫が飼い主さんに対して反発したいときは顔をそむけるどころか、顔をじっと見つめてくるからです。
でも、怒ったときに顔をそむけてしまう猫…なんだか小さい子どもみたいで、とってもかわいいですよね!
3.グルーミングをする
猫にとってグルーミングは、動揺した時やビックリした時に気持ちを落ち着かせる効果があります。
猫はイタズラをして飼い主さんを怒らせたしまったとき、「どーしよっかなぁ、飼い主が怒っている・・・ここはひとつ、毛繕いでもして落ち着くか」とグルーミングをしているのかもしれません。
4.体を小さく丸めて座る
猫が尻尾を体の中にしまい込み、丸まって座っているときは気持ちがシュンとしている状態だと考えられます。
もちろん状況にもよりますので、体を小さく丸める=反省とは言い切れませんが、猫なりにごめんニャさいを伝えている可能性が高いです。
こんな時は「もう大丈夫だよ~!」と許したくなりますね。
まとめ
猫のごめんねのサイン、いかがでしたか。
実は猫って、さほど興味のないことはすぐに忘れる傾向にある生き物なので、どうでもいいことはわりとすぐに忘れることで有名ですよね。
反対に自分のごはんに関することや身に起きた危険なことなど、重要なことはよく覚えているといわれています。
ということで、イタズラをして飼い主さんに怒られたことは一瞬で忘れているかも…ですね。
そんな忘れっぽい猫ちゃんでも反省の仕草を見せるとは、本当にかわいい!!これからも猫の仕草や行動について面白いことや不思議なことがありましたら、皆さまにどんどん紹介したいと思います!
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