ライター 戸塚稀実子
猫を愛する皆さま、こんにちは♪
長かった冬が終わり、ようやく春が訪れようとしていますね。
日本全国で気温も上昇し、なんだか気持ちが明るくなるわぁ♪なんて方もいるのではないでしょうか。(花粉症が辛い時期ではありますが^^;)
そんな春の季節ですが、実は猫にとっては危険なトラブルが起こりやすい季節でもあるのです。
※過去に「春と猫の関係」について、こんな記事も書きました!
春が来ると猫も変わる?知っておきたい気持ちや体の変化について
今回は、春に起こりやすいトラブルを紹介しながら、知っておきたい解決法を簡単にお伝えしたいと思います。
攻撃的になる場合がある
猫は季節の変わり目に感じるストレスによって攻撃的になることがあります。いつもならナデナデさせてくれたのに、触ろうとしたら攻撃してきた…ということもあり得るそうです。
そんな時はストレスが溜まっているのかも?と猫の気持ちを察してそっとしてあげましょう。猫も頑張って季節の変化に慣れようとしているので、気候が安定してくるのと同時に攻撃的な部分も無くなってくるといわれています。
脱走しやすい!
春は猫が発情するシーズンです。発情期の関係でいつもより外に出たくなる猫も多いそう。また、気温の上昇と共に窓やドアを開ける機会も増えるので、その隙に猫が飛び出してしまうことが考えられます。
猫はとっても賢いので、網戸をいとも簡単に開けてしまうことも。自宅に網戸ロックや脱走防止アイテムが無い方は、この機会に購入を検討してもよいですね。
スプレー行為で匂いを残そうとする
スプレー行為とはマーキングの一種で、猫が家のいたるところにおしっこをかけることをいいます。これは春の訪れとともに不安やストレスを感じた猫が、自分の匂いをあちこちにつけることで安心したい!という気持ちの表れなのです。
一度尿スプレーをした場所は繰り返し狙われる可能性が高いので、発見した際は念入りに掃除をしましょう。強烈なアンモニア臭の除去にはクエン酸がオススメです!やり方は人によってさまざまですが、クエン酸を水に溶かしたクエン酸水で掃除するケースが多いそうです。
免疫力が低下しやすくなる
猫はストレスを感じやすい繊細な生き物です。気候や環境の変化で、私たちが思う以上に大きなストレスを感じることもあります。その結果、免疫力が下がり、体調不良を招くことも…。
飼い主さんは常に、猫にストレスがかかっていないか? と気にしていると思いますが、とくに春は猫の健康状態のチェックをはじめ、リラックスできる空間作りを心がけてあげるといいと思います。
お客様の声より、爪とぎしたり、穴をくぐって遊んだり。ラグドールのシフォンちゃん
カリカリーナのソファでしたら、季節を問わずこんな風にリラックスできますよ♪
まとめ
春は猫にとって心身ともに負担がかかりやすく、ストレスも感じやすい季節であることがわかりましたね。
人間もストレスを感じると心や身体にいろんな影響が出てきますが、猫も全く同じということなのです。
猫が不安定になりやすい春を乗り越えるためにも、飼い主さんはいつも以上に猫を観察し、サポートしていただければと思います♪
コラム「猫とおしゃべり」