ペットの統合医療について、お話をうかがってきました。
安川先生
カリカリーナが全面的にお世話になっている、信頼のおける獣医の安川先生のお話をうかがって参りました。 看板息子、兼工場長のKAIをはじめ、新入社員のはなやゴマ吉もお世話になっているお医者様でもあります。
入社当時から、お世話になっております!
安川先生は、一般社団法人 比較統合医療学会の代表理事をされています。 漢字が多くて「難しそうだな?」と一瞬感じてしまいますが、「動物を治すためなら、あらゆる手段を駆使する」ための研究や治療を日々行っている研究者、実践者のあつまりということでした。
比較統合医療学会のロゴ
上記ロゴが、比較統合医療学会のロゴですが、これがすべてを表しているそうです。 上のぴかぴかしたマークは「光」を、右下の5本の細長いものは鍼灸の「鍼」を、左下は「植物」を表しているそうです。
あらゆる熱、鍼灸などの代替医療、植物の力(サプリなど)を使って、動物たちを治していく! 動物だって「西洋医学だけ」だと思い込んでいた+自分の生活をみても代替療法に興味がある私は、「素晴らしく柔軟な方々の集まりだな!」と、初めてお話を伺ったときに感動したものでした。
先日のブログに、猫と人間の年齢換算のことを書きました。
見ていただいてわかるかと思いますが、猫ちゃんはあっという間に年をとっていきます。なので、ざっくりいうと猫や犬たちの1日は、人間の1週間くらい、1か月は1年弱くらいの時間の流れだそうです。 だからワンちゃんを1日お散歩に連れていかないと「え~、もう1週間近くもお散歩に行っていないよ!」っていう風に感じているようです。
ということは、猫や犬が病気になったときは・・・。
「1日家で様子を見ます」というのが「1週間家で様子をみます」
「ここ2~3日体調が悪くて」というのが「この2週間ずっと体調が悪いんです」
と、言い換えられるそうなのです。1日がどんどん動物たちの病気の進行はとても早く、一刻一秒を争うことになるとか。
安川先生は、外科の専門医で全国を飛び回っているのですが「人間だったら1週間待てるけど、動物は1日待てないんだよ。だから病気の動物がいると聞いたら、すぐに駆けつける」とおっしゃっています。
猫ちゃんやワンちゃんの具合が悪そうだったら、様子をみないですぐに病院に行ってくださいね!
初めて安川先生のお話をうかがったとき(2年くらい前の話です)、
え~、犬や猫に鍼を打つんですか???
って、それはそれは驚いてました(笑) 今では、猫も犬も具合が悪くなったら時間がないので「あらゆる手段と、全知識を用いて治療する」という姿勢がよく理解できます。
ちなみに「光」の治療に関しては、とある数値を見せてくださいました。 確か紫外線のC(UV-C)だけを照射すると、あっという間に菌が死滅するそうです。ものの数秒なので、皮膚のトラブルのあるワンちゃん猫ちゃんには、画期的ですよね。 女性スタッフが片手で持てるくらいのハンディサイズ、そしてお値段も高くないということです。
「光」といえば、太陽にあたることしか思い浮かばなかったのですが、光にもいろいろな種類があって、治療に役立つ「光」もたくさんあるんだな~、と、おどろきました。
そして、あと1つの「植物」なのですが・・・。 わたしとしてはとても衝撃的なことを聞いてしまいました。
次回じっくり書いていきたいと思います。
ちなみに安川先生は、西荻動物病院、上石神井動物病院の統括医長先生です。
とっても信頼できる先生なので、「いい獣医の先生を探している」という方は、ぜひ一度訪れてみてください。
カリカリーナ 加藤でした