先日お客様とお話をした際、
「で、結局『にゃん工学』ってどんなものなのですかねぇ」という、素朴な質問を受けました。
いつでも決め顔をみせてくれる、看板息子KAI。
「にゃん工学」は、人間の快適さを追求した「人間工学」があるんだったら、猫の快適さを追求してもいいじゃない! という発想から生まれました。
1.お腹周りにフィットするカーブ
カリカリーナをよく見ると、前後部分にカーブがあります。
そうそう、この赤い円でくくっているところ(実は正面のところも対でカーブになっておりますが、見えないので割愛)
この部分が、他の爪とぎとの一線を画している秘密です。
実はこのカーブ、通常の爪とぎの作り方だとできないのです。
通常の爪とぎは、断面が全て平面だと思います。 それは、積層したダンボールを、カッターでカットしているからなんです。
一方でカリカリーナ
ダンボールの板を1枚ずつ切り抜きます
切り抜き終ったカリカリーナ
こちらに番号をふって、順番に並べます
貼り合わせる順番に積み重ねます
そして、このように1枚1枚張り合わせていいます(しかも in JAPAN!!)
それによって、このカーブが生み出されるのです。
このカーブが、猫ちゃんのお腹に絶妙にフィット。
猫は狭いところが大好きですよね。この微妙なカーブが、猫ちゃんのすわり心地を大幅にアップしております(当社調べ)
2.背もたれ部分にある穴。
これが、みそなのです。
この穴は、猫ちゃんがカリカリーナの上で丸まれるようにデザインされております。 単にデザインというわけではないんですよ。
なので、もしも今お使いのカリカリーナが「小さい」と感じられている方がいたら、壁から離して使ってみてください。 そうすると、「小さいかな?」と思っていたサイズが、ジャストフィットのカリカリーナに変身するかもしれませんよ!
とはいえ、Luce(スワロフスキーとファーのついたタイプ)は、穴がないので少し大き目にしたほうが、猫ちゃんが落ち着いて座れるかもしれません。
にゃん工学の良さ、なんとか数値で測ることができないかと、模索しております。 何かよいアイディアがあれば、ぜひぜひ教えてくださいませ。
もう少し検証してみます。
つーびーこんてぃーにゅど