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猫とおしゃべり

猫たちの「忘れられない名前」と「思い出せない名前」。 名付けって奥深いもんだニャ〜。

                      ライター  阿部真麩美

dedechan

私の愛猫、デンちゃんの本名はデデぴー。

遊んでいる時や呼ぶときは、デンちゃんとか、デデと愛称で呼んでいました。

長めの立派な名前をつけても、大抵は短めの愛称で呼びますよね。

実は、私が最初に深く関わった猫もそうでした。

今から40年近く前のこと、その猫は姉が知り合いから譲り受けたヒマラヤンで、長毛種。

洋猫を買うのは初めてで、ふわふわのロン毛にすっかり舞い上がった私たち姉妹は、フランス貴族のような、途中に「ド」が入る立派な名前をつけました。

オスカル・ド・フランソワみたいな。

でも、長い名前は遊んでいると呼びきれないから、態度のデカさや丸まった時の似姿から、「でかい大福」をもじってデカちゃんとかフクちゃんと呼んでいました。

その猫は気性が荒くて家出を繰り返し、家にいたのは1年とちょっと。

姉と二人で泣きながら探したけれど見つからず、今でも悔いが残っています。

さらに情けないことに、その猫の名前がどうしても思い出せない。

大切な存在に名前をつける行為は、家族と認めるとか、所属や所有を決めるという覚悟の表れです。

愛着の持てる名前を呼ぶことで、その気持ちを確認するんですね。

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ミヌエット むぎきぬちゃん?♡(@_h.mugikinu)がシェアした投稿 -

カリカリーナ宣伝大使のむぎきぬちゃんは、名前入りのAdessoで応募してくれましたよ♡

さて、大の猫好きの友人、Yさんが学生時代のお話。

ご生家の商売が紙のデコレーションにまつわるものだったので、大切な商売道具を傷つけるネズミはご法度です。

そのため、物心ついた時から猫と一緒に暮らしていて、猫は家族でもありネズミよけの仕事をする働き手でもあるという位置付けでした。

人の出入りが多く、戸も開け放たれていたため、よその猫が迷い込んでくることも多かったとか。

ある日、玄関の長靴の中に、生まれたての子猫が4匹もいたんですって。

何度か家に来たことのある半ノラの猫が置いて行ったようで、定期的に戻って来てはお乳をあげていたので、友人は子猫のケアをしながらいずれノラちゃんが連れて帰るのだろうと思っていたそう。

なので、世話はするけれど、うちの子じゃないから名前はつけない。

名前をつけたらうちの子にしたくなるし、別れが辛くなるから。

ある日、Yさんは子猫の世話をお姉様に頼んで、友達と旅行に行きました。

数日して帰ると、聞きなれない名前で子猫たちが呼ばれていたんです。

それが、「オイ」「コラ」「チョット」「マァ」。

ご飯だよと呼ぶ時も、いたずらをして叱る時も、どの子か区別できる名前がないと不便だから、という理由でお姉様が子猫を呼ぶ時によく使った言葉をそのまま名前にしていました。

しかも、4匹の子猫はその名前を受け入れて、すっかり馴染んでいたっていうじゃあないですか!

Yさんのその時の気持ちを考えると気の毒なんだけれどどこかおかしくて、失礼ながら大笑いしてしまいました。

結局、ノラちゃんは迎えに来ることはなかったし、その4匹は彼女の家の猫になったのだけれど、Yさんは「オイちゃん」「コラちゃん」「チョッちゃん」「マァちゃん」と呼んでいるうちにその響きがすっかり気に入って、名前をつけ直すことはしなかったそうニャ。

カリカリーナ宣伝大使のれたきゃべちゃんのソファーも名前入りです♡

家族の一員になるための名前と、区別するための名前。

あんなに一生懸命考えた名前が思い出せないのに、Yさん家の一度も会ったことのない猫たちの名前が忘れられなくなるなんて、名前をつける行為には予想以上の奥深さが潜んでいるのですね。

そして、大切なのはどんな名前でも、愛情を持って呼ぶことだと感じました。

オイ、コラ、チョット、マァの4匹がその後どうなったかは、また別の機会に。

それにしてもお姉様の名付けセンス、私は大好きです。

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naire

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阿部 真麩美

アベ マフミ

大好きな「猫検索」で、気がつくと徹夜している猫大好きライター

人生の25年間を6頭の猫と暮らし、今は7頭目との出会いを待ちわびています。

老後の趣味を探すため、お習字、水墨画、茶道を始めたものの、どれも落ちこぼれ中。