ライター 戸塚稀実子
猫を愛する皆さま、こんにちは♪
皆さんは、猫のケンカって見たことありますか?
多頭飼いをしている方の中には、ケンカなんて日常茶飯事だよと思う方もいるでしょう。
私は過去に、田舎で野良猫が取っ組み合いをしているのを目にしたことがあります。
が、しかし。その取っ組み合い、今思えば実はケンカではなく、ただただ遊んでいただけかもしれません。
実は猫のケンカとじゃれあいって、見分けるのが難しく違いがわかりにくいんです。
そこで今回は、猫のケンカと遊びの見分け方について解説したいと思います!
遊びかケンカか?じゃれ合いと本気の攻撃、違いはこれだ!
猫の遊びとケンカ、その違いは声の出し方や嚙み方、猫の姿勢に現れます。
ここからは、猫がケンカしている時の特徴をひとつずつ紹介したいと思います。
相手を威嚇する声を出している
まずケンカとじゃれあいの違いで注目したいのが、声です。
猫同士が「シャー!」や「ウー」と声を出しながら取っ組み合いをしている場合は、じゃれているのではなくケンカをしています。
猫がシャーやウーという声を出す時は、相手を威嚇している時。
なので、この声が聞こえたときはケンカをしていると判断して良いでしょう。
ちなみにじゃれあっている時も、唸り声を出すことがあるそうですが、声だけで判断がつかない際は噛み方や猫の姿勢に注目してみてください。
噛み方や姿勢については、後ほど詳しく説明します。
前足で相手の顔をパンチする
猫はじゃれあいの時に相手をパンチすることがあるのですが、爪が出ている前足で相手の顔をエイッと攻撃した時は、ほぼ100%の確率で喧嘩をしているといえます。
猫は攻撃をする際、相手により多くのダメージを与えるため、目や口など大切な部分がある顔を狙うことが多いそうです。
反対にじゃれあいの時は、爪を出した手で顔を思い切り攻撃することはありません。
甘嚙みではなく本気で噛んでいる
猫同士がじゃれあう時、甘嚙みすることはありますが、本気で噛みつくことはありません。
反対にケンカ中はお構いなしに相手を噛みます。時には、嚙まれた猫が流血することも…。
どうみても激しく噛んでいる、噛まれた猫が痛々しい声をあげている場合は、ほぼケンカで間違いないでしょう。
背中を丸めてしっぽを大きく膨らませている
猫がケンカをする時によく見せるのが、
・背中を丸める
・しっぽを大きく膨らませる
この2つです。
上記の体勢を取る=相手より強く見せるために威嚇している証拠。
背中を丸めてしっぽが逆立っている場合は、ケンカしている可能性が高いです。
しつこく相手を追い回す
相手が逃げても逃げても追いかけまわしている場合は、猫がヒートアップしているサインです。
というのも、じゃれあいの場合、相手が逃げ出した瞬間にそこで諦める猫が多いのですが、本気のケンカのときは「絶対に許さないニャ」と言わんばかりに、相手を追いかけまわすという特徴があります。
猫がもう一匹の猫を追い掛け回している時は、ケンカが始まるサインなのかもしれませんね。
まとめ
今回は、猫のじゃれあいとケンカの違いを細かく解説しました!
実際に猫を多頭飼いしている友人から聞いたところ、長年猫を飼っていてもじゃれあいとケンカを見分けるのはなかなか難易度が高いらしく…。
「まぁ、流血したり怪我したりしていなきゃ、ケンカだろうがじゃれあいだろうが大丈夫でしょ!」と言われたことがあります。
それくらい猫のケンカとじゃれあい区別がつきにくいってことですね。
今後、外で猫が取っ組み合いをしている場面に遭遇することがありましたら、じゃれているのかケンカしているのか、こっそり観察してみたいと思います^^
猫同士、ケンカをすることはありますが、もちろん仲良しな瞬間は多々あります。
カリカリーナを愛用中の猫ちゃんの中にも、みんなでくっつきあってリラックスしてくれている子たちがいるので最後にご紹介♪
お客様の声より、みんなで仲良くcasaでお昼寝♪むぅちゃん、のこちゃん、ひじきちゃん、きなこちゃん、れんちゃん
※この記事は、2021/11/30に公開したものを2025/4/22に書き直したものです。