ライター 阿部真麩美
テクノロジーの進化に加えて、コロナの影響で様々な価値観が変わっています。
さらに再生可能エネルギーや食品ロス、ジェンダー平等などSDGsを達成するために、自分自身の意識を変えていく努力も求められています。
この先10年で、どんな世の中に変わっていくのでしょう。
そして、変化するのは未来だけではありません。
子供の頃に習った歴史だって、気がつけば鎌倉幕府の成立はイイクニツクロウの1192年からイイハコツクロウの1185年に早まっていたし、日本最古の貨幣も富本銭に変更で、過去も変わっているのです。
猫が日本に来た年代も、早まっています。
昔は遣隋使や遣唐使とともに、「大切な経典をネズミから守るために船に乗せられて来た」が定説で、それを裏付けるように2007年に兵庫県見野古墳群から、猫の足跡がついた須恵器が出土。
遣隋使はブレイナイモコの607年で、この須恵器は6世紀末から7世紀のものですから、ぴったり一致しますね。
それが、翌2008年に長崎県カラカミ遺跡からシカやイノシシの骨に混じってイエネコの骨が見つかり、放射線炭素年代測定の結果、紀元前2世紀の弥生時代のものだと判明したのです。
なんと、一挙に800年もさかのぼってしまいました。
さらに、縄文時代の出土品の中に、注目に値するものが!
福島県郡山市西田町の遺跡から、手のひらサイズの猫耳がついた土製品が発掘されていたのです。
2000年の発見当初は話題にならなかったのですが、2019年にその愛らしい形状から「猫のように見える土製品」として展示したところ、SNSで大人気に。
ついには愛称募集に至り、今年の猫の日に「じょもにゃん」に決定しました。
縄文時代の品とみられるネコ型?愛称はじょもにゃん 福島県郡山市の土製品 (福島民報)
研究者の間では何に使うものなのかが不明だそうですが、猫好きにとっては猫にしか見えません。
きっと縄文時代から猫がいて、人型の土偶を作るのと同じように大切な象徴として猫型人形を作成したのでしょう。
それにしてもこんなに絶妙に可愛いフォルムで猫を表現するなんて、さすがは土偶や火焔型土器を作っていた人たちです。
もう一つ、気になる変化を遂げているのが、気温です。
温暖化の影響で桜も藤も例年より早く咲いてしまったし、5月というのに猛暑日が続くなど、このままでは日本は四季の国ではなく、夏と冬だけの国になってしまうのではないかと心配になるほど。
外国人に日本語を教えるボランティアでは、東南アジアから来た生徒さんが「自分の国より日本の方が暑い」と嘆いていました。
日本は湿度が高いので、同じ気温でもこちらの方が暑くて不快に感じるのでしょう。
それで、いつもは6月に行う「夏を快適に過ごす暑さ対策グッズ」の紹介を今年は5月に前倒しにしました。
冷却スカーフ、衣類用冷却スプレーなど、手軽に買える商品名と使い方(取扱説明書が読めなくても使い方を間違えないように)を説明するのですが、扇風機付きジャケットだけは今回も大ウケでした。
そして、猫用の暑さ対策グッズといえば、やっぱりカリカリーナcoppo。
背面に本物のタイルを張っているので、自然なヒンヤリ感が猫さんに好評です。
エアコンの省エネ推奨設定温度は28度ですから、併用すればより快適に過ごせます。
こちらも去年より販売開始が早まっているの、お気づきでしょうか。
もちろん温暖化の影響を考えて、と言いたいところなのですが、単にタイルを丁寧に貼り付けるため製作に時間がかかるから、なんですって。
でも早めに注文していただけたら、それだけ早くお届けできるので、長くなった夏をフルに楽しんでいただけます。
販売開始は5月25日から。
その日が猛暑なら、忘れずに注文できそうですね。
カリカリーナ公式Youtubeチャンネルにて、代表自らcoppoの魅力をご紹介!
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