ライター 戸塚稀実子
猫を愛する皆さま、こんにちは♪
日本各地で桜が開花し、春らしい気候の日も増えてきた今日この頃。
お出かけもいいですが、お家でまったり映画や読書を楽しむのもいいですよね。
ということで今回は、猫好きにおすすめしたい、かわいい猫ちゃんに癒されること間違いなしの映画をご紹介します。
タイトルはこちら!!!
『ねことじいちゃん』!!!!!!
『ねことじいちゃん』
— izumi (@561Kuro561) June 30, 2021
夏への扉のピートがこの映画にも出演してると知り、確認の意味も込めて鑑賞😁
この島では猫も人も穏やかでとても幸せそう。歳を取るのも悪くないかも…と思えた。
エンドロールに出演した猫たちの名前がずらっと並び、猫愛を感じた。そうです、ここでは猫も役者です🐈⬛ pic.twitter.com/cfDPH0Uzyc
もうすでに、写真から猫ちゃんのかわいさやほっこりできる感が伝わってきませんか?
まずは簡単にあらすじを紹介しましょう。
物語の舞台は、とある小さな島。
主人公の大吉は、飼い猫のタマと一緒に暮らす70歳の元小学校教諭です。
ある日、亡き妻が残した料理のレシピノートを見つけた大吉(立川志の輔)は、島の仲間でカフェオーナーの美智子(柴咲コウ)や友人たちの協力のもと、レシピノートを完成させることを決め、料理を楽しみながらのんびりとした毎日を過ごしていました。
平凡でありながらも幸せな日々を送っていた大吉ですが、大切な友人の死や自らの体調不良など、穏やかな毎日に少しずつ変化がやってきます。
そして飼い猫タマにもある異変が起こり、離れて暮らす息子からはある提案をされ、人生の選択を迫られます。一体大吉はどんな答えを出すのでしょうか……。
ネタバレしないようにストーリーは簡単に紹介させていただきました。
この映画は、心温まるヒューマンドラマなのでストーリー自体も面白いですし、いろいろ考えさせられることもあります。
でも、やっぱり注目したいのはカワイイ猫たちのシーンが多い点と、主人公の大吉が飼うタマがめちゃくちゃ愛らしいということ。とにかく映画の冒頭から、島の風景と猫たちの様子に癒されるんですよねぇ。
映画の中では猫が港で漁師に魚をもらったり、猫の集会シーンがあったり。ちいさな子猫にスポイトでミルクをあげる場面など、ついつい「かわいい~♡」と声が出てしまうようなシーンが盛りだくさんです。
それもそのはず、この映画の監督は有名な動物写真家の岩合光昭さん。NHKの「岩合光昭の世界ネコ歩き」という冠番組を持つほどの人気カメラマンです。さらには、日本人として初めてナショナルジオグラフィック誌(1888年創刊の世界的に有名なビジュアルマガジン)の表紙を2度も飾っています。
これだけでも岩合光昭さんの凄さが伝わりますよね。私は映画を見終えた後にこの事実を知ったのですが、「だから劇中での猫のシーンもすごくリアルで心が掴まれるものばかりだったのか!」と納得しました。
だからこそ、猫好きの方には絶対に見てほしいと思ってしまいます^^
ちなみにこの映画の原作は、累計35万部を超えたイラストレーターのねこまきさんによる漫画、「ねことじいちゃん」です。
もともと大人気の作品を、世界的に有名なカメラマンが映画化したということで、公開当時は話題になったそうですよ。
わたくし、先ほどからとにかく猫がかわいい!!と繰り返しお伝えしていますが、個人的には主人公大吉が亡き妻のレシピノートを見ながら料理を作るシーンも見ていてほっこりしました。
豆ごはんやいなり寿司、鯛のカルパッチョなど見ているだけでもお腹が空いてしまいそうな料理の数々が登場します。
(これがどれも本当に美味しそうなんです・・・)
そして、映画の舞台になっている島の風景も本当に素晴らしく…。ここはどこなんだろうと気になり調べてみたところ、愛知県にある「佐久島」であることがわかりました。
⇒劇中でも、佐久島を散歩するかわいい猫ちゃんの様子が見られます♪
ということで今回は『ねことじいちゃん』を紹介しました。最近ちょっとお疲れ気味の方や、ただただ猫ちゃんに癒されたい方など、どんな方でも満足できる映画だと思いますので、ぜひこの機会に見てみてください。
※2022年3月現在、U-NEXT、FODプレミアム、Amazonプライム・ビデオ、Huluで配信されています。
カリカリーナでくつろぐ猫ちゃんと一緒に、のんびり映画鑑賞もいいですね♪
コラム「猫とおしゃべり」