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カリカリーナブログ

のりこ先生の”猫と人”

キャットフードはどう選ぶ?原材料や添加物の有無などチェックポイントを解説

カリカリーナのKAI工場長もお世話になっている、安房中央動物病院の作佐部紀子(さくさべ のりこ)先生に、猫の健康にまつわるあれこれを教えていただく連載コラム。第八回目は、「キャットフードの選び方」です。キャットフードを選ぶ上で絶対におさえてほしいポイントをはじめ、ドライフードとウェットフード、それぞれの選び方を紹介します。猫の健康を守るためにも、ぜひ猫のごはんについて知っていただけたら嬉しいです。

1: 毎日食べるキャットフード選びはとても重要!
2: キャットフードの選び方:ドライフード編
3: キャットフードの選び方:ウェッドフード編
4: キャットフードを使ったトッピングごはんで猫の健康を守ろう!

 

毎日食べるキャットフード選びはとても重要!

前回の記事で、猫はねずみ一匹分(骨や内臓も含む)の栄養素が必要ということをお伝えしました。必要な栄養を摂るために、キャットフード選びはとても重要です。とくに気にしたいのが、良質な動物性タンパク質が含まれているかどうか。原材料を確認した際に、肉や魚が多く含まれているかどうか確認すると良いでしょう。


また、良質なフードには、原材料も良い物が使われており、動物性タンパク質も多く含んでいます。市場には安価なフードが多く出回っていますが、やはり質の良いフードは原材料も良いため、価格も高くなる傾向にあります。高ければ何でも良いわけではありませんが、良質な動物性タンパク質を含むキャットフードを与えるためにも、中価格以上の商品を選ぶと良いでしょう。

そして最も重要なのが、飼い主さんが選んだキャットフードは猫が毎日食べ続けるということ。人間と違って、猫は基本的に同じもの(キャットフード)を毎日食べるため、猫の健康を守るためにも、キャットフード選びはとても重要なのです。


キャットフードの選び方:ドライフード編


①主原料をチェック

キャットフードの原材料表示は、一般的に「牛肉、鶏肉、とうもろこし…」など、フードに多く含まれている原材料の順に表示されています。一番はじめに書かれている原材料を見れば、そのフードのグレードがある程度わかるため、まずは原材料の確認をしましょう。

先ほど、動物性タンパク質を多く含むフードにしましょうとお伝えしましたが、原材料のはじめに動物性たんぱく質である「鶏肉」「豚肉」「シャケ」など、肉や魚の表記があるものを選ぶことをおすすめします。

一方で原材料の表示に、「肉類」「魚類」「●●ミール」「●●パウダー」など、曖昧な表記をしているフードは、可能な限り避けたほうが良いでしょう。


②人間の食品と同じレベルで作られているか?

もうひとつ重要なのが、人間でも食べられるグレード(ヒューマングレード)なのか?という点です。ヒューマングレードのフードには、

・ヒューマングレードのものを使用しています
・人間の食品と同等レベルの原材料を使用しています

といった文言が表記されているので、確認してみてください。


③添加物の中身に注目

一般的なドライフードには、添加物が入っていることが多いです。できる限り、添加物が入っているフードはあげたくないと考える方もいると思いますが、栄養バランスが整った質の良いドライフードならば、多少の添加物が入っていても仕方がないと考えるのが妥当といえます。

また、添加物=悪というイメージを持たれやすいですが、実はその添加物の内容によって、フードの安全性も変わってくるのです。

例えば、酸化防止剤に天然のものを使用している場合、「ビタミンC」や「ビタミンE」と表記されていたり、「天然のものを使用しています」と書かれていたりします。添加物自体を悪いものととらえずに、添加物の中身に注目してフードを選ぶと良いでしょう。


④賞味期限が長いフードに注意

ドライフードを選ぶ際、賞味期限にも注目したいところです。ドライフードには、腐敗を防ぐために保存料が使われています。重要なのが、この保存料の質。基本的に賞味期限が長ければ長いほど、体にあまり良くないとされる保存料が使われている可能性があるということを覚えておきましょう。

また、ドライフードは一度開封して空気に触れると酸化するため、開封後は、1ヶ月くらいで食べきるようにしてくださいね。



キャットフードの選び方:ウェッドフード編


①添加物がないものを選ぶ

ウェットフードの製品の中には、缶詰・レトルトパウチ・アルミトレイなどがあり、無添加製品もたくさん流通されています。なぜ無添加製品が世に多く出ているかというと、ウェットフードはドライフードと違って、缶詰やレトルトパウチなどで完全に密閉することにより添加物を使わずに製造できるからです。

しかし、市場に出回っているウェットフードの中には、合成保存料・着色料・香料・酸化防止剤といったあまり良質といえない添加物が含まれていることもあります。

ウェットフードを選ぶ際は、添加物の含まれていないものをチョイスし、もし添加物が含まれているようでしたら、「ビタミンC」や「ビタミンE」といった天然の添加物かどうか確認するようにしましょう。


②主原料とヒューマングレードかどうかを確認

ドライフードと同様に、ウェットフードの主原料と人間が食べられる食材が使われているか(ヒューマングレード)のチェックも忘れずに。それに加えて、原材料の鶏肉や牛肉、魚など、食材の産地まで分かればなお安心です。

ウェットフードに限らず原材料のことや栄養バランス、添加物の有無など、キャットフード選びで悩んだときは獣医さんに相談してみましょう。



キャットフードを使ったトッピングごはんで猫の健康を守ろう!


前回のトッピングごはんのすすめでもお話ししたように、猫は完全なる肉食獣です。ネズミ丸ごと1匹分(骨や内臓を含む)の栄養素を必要とするため、良質なキャットフードを選んで、そこに肉や魚などのタンパク質や野菜をトッピングする方法がおすすめです。

フードだけでなく、食材をトッピングすることで栄養バランスが整いますし、肉や魚や野菜などの食材を口にすることで、キャットフードでは体験できない、食感や匂いをダイレクトに感じることができます。

猫の健康を守るためにも、まずは良質なキャットフードを選んだ上でトッピングごはん作りを行ってみてくださいね。

作佐部 紀子

サクサベ ノリコ

安房中央動物病院 獣医師

日本獣医畜産大学(現 日本獣医生命科学大学)卒業
日本獣医ホメオパシー学会認定獣医師
日本中医獣医薬学院認定中獣医師

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