猫を愛する皆さまこんにちは♪
皆さまは猫の苦手なものや嫌いなこと、きちんと把握できていますか?
以前、こちらのコラムで猫にやってはいけないNG行動を紹介しましたが、
>>これもダメだったの!?猫と仲良くなるためにもやってはいけないNG行動3つ!
今回は、猫の苦手なものを具体的に紹介したいと思います♪
【猫が苦手なもの】その①へび
猫はへびをはじめ、へびのような長細いものを嫌います。
その理由は、先祖として知られているリビアヤマネコがその昔砂漠地帯で暮らしていたときに、危険な生き物として認識していた生き物がヘビだからです。
とくに毒をもったヘビに攻撃されてしまえば、命を失う可能性もあります。
ちなみに…きゅうりが嫌いな猫も多いというのも有名な話。
SNSやテレビでも、きゅうりを見た瞬間一目散に逃げ出す猫の動画がアップされていたり紹介されていたりします。
猫がきゅうりを嫌う理由は、きゅうりの見た目がヘビに似ているからでは?と考えられているからです。
【猫が苦手なもの】その②低くて大きな音
猫は低くて大きな音が苦手だといわれています。
なぜこのような音が苦手かというと、猫の天敵にあたる動物=低くて大きな声を出すからです。
自然界において猫の敵になる動物は、猫よりも体が大きく骨が太いため、必然的に低くて大きな声を出します。
だから、猫は本能的に低くて大きな音を警戒してしまうのです。
ちなみに…猫は高い声やネズミの鳴く小さな声など、高くてか細い音を好む傾向にあります。
猫と接するときは、地声よりも高くて優しい声で話しかけてあげたいですね
【猫が苦手なもの】その③水
実際に猫を飼っている人に聞いてみてわかったことですが、猫の水嫌いは有名です。
お風呂に入れようとしたときに、逃げ回られ暴れられ…という経験をしている飼い主さんも多いと耳にします。
そもそもなぜ、猫は水を怖がるのでしょうか。
その理由は、猫は本能で「水に濡れることは危険!」と察知しているからです。
というのも、猫の毛は撥水性が弱いため、水に濡れると乾きにくく、水に濡れた状態が長く続くことで体温が低下してしまいます。
水に濡れるだけでも、時には命にかかわることもあるそうで…。
だから水に対して「危険だニャ!」と感じてしまうのです。
やっぱり猫は賢いですね!!
【猫が苦手なもの】その④いろんなニオイ
猫はニオイのきついものを嫌う傾向にあります。
例えば、
・柑橘類
・コーヒー
・ハッカ
・香辛料
・フローラル系の洗剤、香水
など、鼻につんとくるような匂いや刺激臭を苦手とします。
洗剤や香水などは人間にとってはいい匂いでも、香りが強いため、猫にとっては悪臭になりかねません。
猫の嗅覚は、人間の数万〜数十万倍優れているくらい敏感です。これらのニオイは直接嗅がせないように注意したいところですね。
まとめ
今回は、猫の苦手なものを紹介しました。
大きな音や水が苦手なことは何となく理解できますが、柑橘類やフローラル系の匂いを好まないのは意外でしたね。
ここでお伝えした内容を参考に、猫が苦手とすることを理解してあげましょう♪
そして、猫と仲良くする方法については、こちらの記事で紹介していますので、ぜひ見てみてください。
>>猫と仲良く暮らしたい!飼い主さんが心がけたい5つの気遣いとは?
※この記事は、2021/8/24に公開したものを2024/11/12に書き直したものです。