ライター 戸塚稀実子
猫を愛する皆さま、こんにちは♪
SNSを見ていると猫が飼い主の大きなバッグに入り込んでいる写真や、段ボールにすっぽりはまっている写真をよく目にします。
そう。猫ってなぜか狭いところが大好きですよね。
皆さんは猫が狭いところを好む理由、知っていますか?
実は猫の狭いところ好きは、昔からの習性が関係しているのです!
そこで今回は、猫が狭いところが好きな理由を解説します。
理由がわかれば猫の習性や猫が好む行動、生活環境について今より理解できるかもしれませんので、必見です♪
猫が狭いところが好きな理由① 安心するから

猫が狭いところを好む最大の理由。それは安心できる場所だからです。
猫にとって狭いところは、外敵から襲われる可能性の低い、安全な場所。
誰にも邪魔されない自分だけの空間なので、狭いところにいるだけで落ち着けるのです。
この猫の「狭いところにいると心が落ち着く」という特性。実はよく知られていることなので、動物を扱うプロたちもあえて猫を狭いところに入れて安心させてあげることもあります。
猫を落ち着かせるためによく使われるのが、洗濯ネットです。
例えば、動物病院では手術前に猫を洗濯ネットに入れて、あえて緊張をほぐしてあげることもあるそうで。
また、迷子猫や野良猫を保護してあげたりするときも、狭いところに入れて安心させるために洗濯ネットを使うことがあるのです。
私も以前、テレビを見ているときに、家から脱走した猫を捕獲する際に洗濯ネットを使っていたシーンを見たことを思い出しました。
ネットに入れているところを見た時は少し驚きましたが、猫を思っての行動だったのですね。
猫が狭いところが好きな理由② 狩猟本能がかきたてられるから

猫が狭いところを好む理由のひとつに、猫が本来もつ「狩猟本能」も関係しています。
ここで、猫のルーツをたどってみましょう。
猫の祖先は、中東に生息していたリビアヤマネコです。
リビアヤマネコは、狹い岩場や、穴ぐらで暮らし、昆虫やネズミなどを襲いながら生活していました。
野生時代の猫は、常に外敵に見つからないよう、身を守るようにひっそりと生活していたのですが、この頃の習性が現代の猫にも残っているといわれています。
だから、本能的に猫は狭いところを好むのです。
猫の生活に『狭いスペース』を取り入れよう!

猫が狭いところを好むのは、安心できる場所であることに加えて、猫がもつ昔からの習性が関係していることがわかりました。
猫に安心して暮らしてもらうためにも、猫が心落ち着くような狭いスペースを用意してあげるとgoodです。
そこでおすすめなのが、カリカリーナの爪とぎ!
カリカリーナでは猫がすっぽりはまれるようなデザインの爪とぎが多数あります。
例えば、心地よいカーブが自慢の「Pace(パーチェ)」は、猫が身体を優しく包み込む安心感を得られるアイテムです。
まさに、狭いところにすっぽり入るのが好きな猫にぴったりです♪
また、カリカリーナピッコラの爪とぎ、「Salotto(サロット)」なら、猫が好む狭い場所を用意してあげられるだけでなく、インテリアも可愛く演出してくれます。しかも煙突や屋根の穴、窓を使って遊んであげれば、猫ちゃんも大喜び!
小さなお家の中でちょこんと猫が佇む姿は、とってもキュート!
ついつい写真を撮りたくなるかわいさです。
他にも、暗くて狭い穴倉のような爪とぎ「ZOOシリーズ」もおすすめ。
猫の先祖であるリビアヤマネコはその昔、穴倉で暮らしていたため、その頃の習性が現代の猫にも残っています。
だから猫は狭いところ+暗いところが落ち着くんです。
そんな猫の特性を満たしてくれる、ZOOシリーズですがライオンやブタなどの動物が大きく口を開けたデザインも魅力的♪
このように、狭いところが好きな猫におすすめな爪とぎがたくさんあります。
ということで!ぜひこの機会にカリカリーナの爪とぎをゲットして、猫ちゃんの安心する環境を整えてもらえたらと思います^^